ビーチボールバレーのルール③競技の進め方
競技の進め方について。
ゲームの勝敗
- 1試合のおける競技セット数は3セット。2セット先取したチームが勝者。
- 9点を先取したチームが、そのセットの勝者。
- 両チームがおのおの8点を得た場合(デュース)は、2点を勝ち越したチームをそのセットの勝者とする。
コート及びサービス権の選択
- 試合前に両チームキャプテンのトス(ジャンケン)で、勝った方がサービス権(サーブ)またはコートを優先的に決める。
- 第1セット以外の各セットのサービス権は、前のセットで最初のサービス権を行使しなかったチームが行う。
- コートはセットごとにチェンジ。
- 第3セットは、いずれかのチームが5点先取した時にコートチェンジを行う。(コートチェンジ無しのローカルルールもあり)
- 第3セットのコートチェンジ後のサービス・選手のポジションはコートチェンジ時のまま続行。
セット開始時のポジション
- サービス時、2チームの選手は各々のコート内に2名づつ2列に位置する。ただし、選手は前後左右のポジションを守ること。
BはAより前に出てはならない。
CはDより前に出てはならない。
bはaより前に出てはならない。
cはdより前に出てはならない。
CはDより前に出てはならない。
bはaより前に出てはならない。
cはdより前に出てはならない。
- 選手はサービスを打つ瞬間にはコート内に入っていなければならない。選手がサイドライン、ハーフライン、エンドライン及びセンターラインを踏んだり、踏み越していた場合は反則となる。
- サービスが行われたら、各プレーヤーは味方コートのどこに動いてもよい。
サービス(サーブ)
- サービスは1本。
- サービスは前衛右の位置にあるプレイヤーが、主審のサービス開始の吹笛により、サービスエリアから、手あるいは腕で相手コートへ行う。
- サービスは、アンダーサービス。
- サービス時、サーバーはネットに身体及び両足を平行に位置し、主審のサービス開始の吹笛後、前方へ1歩の踏み出しの範囲内でサービスを行わなければならない。
- サービスの瞬間には、サーバーの両足の一部は床面についていなければならない。
- 主審の吹笛前にサービスをした場合、そのサービスは取り消され、改めてやり直す。
- サービスは、そのチームが主審によってサイドアウトを宣告されるまで、同一サーバーによって続行する。
- 前方へ2歩以上踏み出して行われたサービスはランニングサービスとなり、反則となる。
- 両足の一部が床に着いていない状態で行われたサービスはジャンプサービスとなり反則となる。
- 身体の側面から、ボール1個分以上離れて行われたサービスは、サイドサービスとなり、反則となる。
サービスの失敗とサーブ順の誤り(サイドアウト)
サービスボールが次のような状態になったときは、主審はサービス権を相手側チームに移す。
- ボールがネットに触れたとき。
- ボールがネットの下を通過したとき。
- ボールがアンテナ及びポール(支柱)に触れたとき、またはアンテナ間を通過しなかったとき。
- ボールが相手方チームのプレーヤーが触れる前に味方のプレイヤー、またはその他の物体に触れたとき。
- ボールがコートの区画線外に落ちたとき。
- サービスがサービスコート内で行われなかったとき、また、サーバーがサービスを行うときにサービスラインに触れるか踏み越えたとき。
- サービスされたボールがネットを越え相手側のコートに入り、相手側チームのプレーヤーに触ることなく、ネット下をくぐりサービス側コートに落ちた場合はサービスの失敗となる。
- サーバーの誤りが発見された場合は、誤ったプレーヤーの位置を直ちに訂正し、サービス権を相手側チームに移動する。サービス権を行使している間に得た得点は有効とする。
ローテーション
- サービス権を得たチームは、直ちに時計の針と同じ方向へ、位置をひとつづつ移動する。この結果、前衛左が前衛右に移動してサービスを行う。
- セット開始時のローテーション順は、セットが終了するまで守らなければならない。
- チームは、セットの競技開始前に副審に確認を受け、前のセットとプレーヤーの交替または位置を自由に変更することができる。
メンバーチェンジ
- プレーヤーの交替は、監督または主将が主審または副審に申し出れば1セット以内に3回(3人)まで自由に交替できる。交替はすみやかに行われなければならない。
- サービス続行中のサーバーの交替はできない。但し負傷等によりサービスの続行が不可能と主審が認めた場合はこの限りではない。
- メンバーチェンジによってコート外へ出た選手は1つのプレーが終了(ボールデッド)しなければ再びコートに入ることができない。
- 負傷した場合の交替はすみやかに行う。
タイムアウト
- 各チームは監督が主審に申し出ればセットごとに1回のタイムアウトをとることができる。時間は30秒以内とする。
- 休憩のタイムアウトは、ボールデッドの時に限り認められる。
- 各セットの競技停止時間は1分以内とする。
- タイムアウト中にプレーヤーはコートを離れたり、コート外の人と話しすることは禁止。ただし、監督の助言を受けることはできる。監督はコート内に立ち入ることはできない。
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